マイホーム・不動産を購入する前に知っておくと役に立つ用語や選び方などをお知らせします

 

購入か賃貸か

購入か賃貸か

一生に一度の高価な買い物といわれる不動産。買う前に様々な事項を慎重に検討する必要があります。不動産を購入するということは住宅を賃貸し続けることに比べてどのような差があるのでしょうか。

マイホームを買った場合と賃貸をし続ける場合で住宅費用の生涯支出を試算した多くの事例、ケースでは、最終的に資産として残る購入を選んだほうが得であるという結果がでています。
例)購入、賃貸35年間の支出の試算

家 購入 賃貸 マンション
購入価格 45,000,000 当初家賃 150,000
自己資金 9,000,000 敷金 300,000
借入金額 36,000,000 礼金 300,000
年利20年元利均等 3.40% 仲介手数料 150,000
2年後と10%値上げ更新料
購入・生涯支払い額 58,660,000 賃貸・生涯支払い額 60,450,000
しかし一生ローン返済に追われるよりは賃貸のほうが気が楽だという方もいらっしゃいます。

国土交通省のローン返済〔=購入〕と家賃負担〔=賃貸〕での生活の意識調査では両者は「家計にあまり影響がない」という質問にのみ賃貸のほうが生活はやや楽であるという結果が出ています。
しかし、この意識の差5%、ローン返済は大きな負担でがあると捕らえるか否か断言することは難しく、個人的な判断の範疇であるといえます。

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国土交通省住宅局が行った平成15年度住宅需要実態調査結果
ローン返済に対する評価は「生活必需品を切りつめるほど苦しい」が10.6%、「ぜいたくはできないが、何とかやっていける」が60.5%、「ぜいたくを多少がまんしている」が20.5%、「家計に余り影響がない」が8.5%です。(「不明」を除く)。家賃負担に対する評価は「生活必需品を切りつめるほど苦しい」が10.1%、「ぜいたくはできないが、何とかやっていける」が55.2%、「ぜいたくを多少がまんしている」が20.8%、「家計に余り影響がない」が13.8%です。
ただし、このローン返済が終わった後の生活を考えた場合、たとえ定年が過ぎ収入が下がった後でも賃貸なら家賃の支払いが続きます。安定した老後を望むのであれば買ったほうが有利になるといえるでしょう。
●マイホーム購入
☆メリット
土地などの不動産の資産価値が高い
税制面で優遇される
老後の住まいが確保できる
子どもに相続できる
自由に設計、建替えができる
☆デメリット
購入価格が高価
金利・税金などがかかる
修繕費など維持費がかかる
売る場合は価値が保障されるとは限らない
一方、マンションの場合は買うか借りるかで住環境の条件がはっきり違ってきます。
分譲マンション 賃貸マンション
増改築 改築・リフォームで間取り変更することも可能。ペット可のマンションも増えている 生活変化に合わせて、引越し。規制が多い
広 さ 賃貸に比べて広い ファミリー向きの3LDKタイプは少ない
天井 天井高は2.4mと高い。明るく開放感がある 建築基準法の2.1m~2.3m程度
壁と床 壁と床の厚さは20cm前後 壁と床の厚さは、15cm~18cm程度
設 備 最新設備がある 最新設備は望めない
共用部分 キッズルームやスポーツジムなど共用施設が充実。快適な暮らしを送ることができる。セキュリティーやバリアフリーへの対応も ほとんど利用できない
マンションに限って言えば買ったほうが良い設備を得られるということになります。
総じて申しますと、マイホームの購入か賃貸かを決めることはデータや一般論で決め付けることはよりも、個々に違う“住まいのなにを重視しているのか”ということを真剣に考える必要があるといえます。

04.24.2007 | Posted in 不動産購入の基礎知識, 賃貸か購入か |

住宅購入までのプロセス

まさに「一生モノのお付き合い」となるマイホーム。この人生最大級の買い物を成功に導く秘訣は、綿密なプランを立てることにあるといえます。

一家で住むマイホームは共同生活の場。家族ひとりひとりの希望を、ちゃんとくみ上げることが大切です。子どもたちの代になったときのことまで考えて物件を選ぶ、長期的な視野が必要となるでしょう。

まずは情報収集。マンション・一戸建て・新築・中古といった選択肢から、家族の声を聞きつつどんなマイホームに住みたいのかをイメージします。このイメージをもとに、物件を探すところからスタート。ただ漫然と探し始めるよりも、こうしてターゲットをハッキリさせておくことで候補の絞り込みもしやすくなりますよ。

気に入った物件を見つけたら、不動産会社を通して見学に出かけましょう。
このとき、気になる周囲の環境をいろいろと調べておきます。最寄駅からのアクセスで不便を感じるところはないか、車なら道路が渋滞するときの状況は? 物件の周囲にどんな施設があるのかをよく調べ、時間帯や平日・休日による変化を知ることが大切です。このため、見学は時間や曜日を変えて複数回行いたいところ。
住んでみてから「こんなはずじゃなかったのに」ということを回避するためにも、物件だけではなく周辺のことも可能な限り事前調査することをおすすめします。

そして計画が動き出したら、その進捗に沿ってやるべきことは早め早めを心がけ、余裕を持ってこなしていくようにすると安心です。

たとえば、ローンひとつとっても、借り入れは公庫にするか民間にするか、自己資金をどれくらい用意できるのかなど決めなければならないことがたくさんあります。

また、漫然と「親から借りるからいいよ」と考えている人も要注意。マイホームを買うために親が子に援助するにはいくつかの制限があります。このとき、場合によってはマイホーム資金以外にも税金面で親に多大な負担や迷惑が生じる可能性もあるのです。

親との共有名義にして金銭面での不安をなくす方法もあります。しかし、この場合は自分だけの意思で勝手に売却できなかったり、相続時のトラブルまで視野に入れた取り決めをしておく必要があるでしょう。

先手を打つことが大事なのは、こんな場面にも。
新築の物件を取得して、工事も順調に進んで入居予定日も近くなったある日。カーテンが既製の規格に収まらないことを思い出してオーダーメイドしたのですが、特注品は結構時間がかかるものです。
場合によっては、入居予定日から逆算してある程度の余裕を持って注文を出しておかないと、カーテンなしで生活をスタートしなければならくなる、なんてことにもなりかねません。

マイホーム購入など大きな金額が動くとき、目先のこまごまとしたものは気づきにくくなるもの。相対的にその時点では優先順位の小さな検討項目でも、いずれ片付けなければならないものなら放置しておくのは得策とはいえません。

入居までにしなければならない項目をすべて洗い出して、チェックシートをつくるという方法も効果的でしょう。

04.09.2007 | Posted in 不動産購入の基礎知識 |